日葉酢姫命陵

日葉酢姫命陵

(ひばすひめ-りょう)


奈良市佐紀町にある、日葉酢姫命(ひばすひめ)の陵墓。前方後円墳。

日葉酢姫命は垂仁天皇(11)の皇后とされており、伝承上の人物と思われる。

この古墳は大正時代に盗掘に遭い、周辺に存在する多数の古墳の中で唯一、古墳内部の情報が判明している。


過去には、神功皇后(じんぐう-こうごう/仲哀天皇(14)の皇后)の陵墓と治定されていたこともある。


日葉酢姫命陵と埴輪

日葉酢姫命が死去した際、近臣だった野見宿禰はそれまでの風習だった殉死(生きた人間を古墳の周囲に埋めること)を廃し、代用品として埴輪を用いることを提言した。これが埴輪の起源とされており、以後この方法が定着したとされている。

しかしこれらは伝承であり、考古学では否定的に見られることが多い。